87回 【長岡京 4/17】2013/04/17

少し春めいてきました。
予算審議もそろそろ終盤でしょうか。

4月17日(水)第87回近畿市民派議員交流・学習会in長岡京を、
以下の次第で開きます。遠方ですが、是非ご参加お願いします。

午前の部   10時~11時45分
 「児童虐待の理解と虐待予防の取組について」長岡京市と子育て支援市民団体との
保健・福祉・教育の連携を考える

 ■講師 NPO法人「ほっとスペースゆう」理事長 工藤充子氏

 2006年10月、長岡京市内で3歳男児が食べ物を与えられず死亡し、
保護責任者遺棄致死罪で父親と同居女性に実刑判決が下されました。
地元住民から通報を受けながら男児を保護しなかった児童福祉行政のあり方の反省から、

長岡京市では地域で子育てを支援する行政と、市民子育て支援団体とのネットワークが形成され、
虐待の未然防止をはかる事業に様々取り組んでいます。
講師は、現職時代に児童相談所でかかわってきた経験から、
虐待が起こる前に予防できる支援が大事との思いでNPOを立ち上げた方です。
子育て支援団体とのネットワークを形成して、25年度は新たな支援策として何ができるのか、
学びを持ち帰って頂きたいと思います。

11時45分~12時30分
昼食(サンドイッチ360円、お弁当500円)
飲み物は用意します(周辺に飲食店ありますが、希望者にお弁当用意します)

12時30分~1時
交流タイム(連絡、報告、次回について)

午後の部
1時~2時45分
「原発事故子ども・被災者支援法」に基づく支援を-自治体でどう生かしていくか

■講師 青木佳史弁護士
■報告 原発被災地からの避難者(お二人を予定)

 原発事故による被災者への画期的な支援法が昨年6月に成立しました。この法
律は、避難・帰還・在留を選択する権利の尊重、健康影響の未然防止、健康診断
および医療費減免などが盛り込まれています。その具体的な内容を定める基本方
針が復興庁・環境省を中心に策定中ですが、安倍自民党政権に代わり、その後退
が危惧されています。
 避難者の置かれている現状を当事者からお話しいただきます。そして「原発事
故子ども・被災者支援法」について学び、原発事故からの避難の権利の確立と、
関西に避難している数千人の避難者の支援にどう生かしていくかを考えます。

2時45分~3時 休憩

3時~4時45分
「宇治市認知症予防対策から認知症ケアネットワークの形成へ」

 ■講師  宇治市健康生きがい課の担当者(畑澤課長、横山保健師) 
   
 宇治市では早くから認知症予防対策に取り組んできましたが、
平成20.21年度に府モデル事業を受託したことにより、様々な認知症対策事業を実施してきました。
その一つに、地域包括支援センターをサポートするために、認知症ケアのネットワークを主宰し、
医師会と連携ツールを共同作成して、その浸透のために医療機関と連携しています。
この取り組みはどこの地域へも移植可能なシステムであり、
認知症の疾病観を変える試みとして「京都式認知症ケアを考えるつどい」から注目されています。
認知症オレンジプランの目標年は5年後。到達点とは何か?を学びます。

4時45分~5時 次回について
5時~片づけ(二次会ご希望でしたら1階の店で設定できます)

参加費(議員)2,000円
市民 1,000円
会場 京都府長岡京市 JR長岡京駅前 バンビオ1号館 6階 中央生涯学習センター創作室1
     http://www.bambio-ogbc.jp/access/
    
交通 JR長岡京駅下車 徒歩3分   阪急長岡天神駅下車 東へ徒歩13分
    車の場合は市営駐車場
    ・4,5階の特定区画(65区画)に駐車すれば終日1,000円(駐車券を持って2階事務室で先払いの手続きが必要です)
    http://www.bambio-ogbc.jp/access/